さらしなの里のシンボルである冠着山(別明姨捨山)はかつて、修験道と呼ばれる修行を行う人たちの場でもありました。修験道は、山の中で生きながら人間の心身のすがすがしさを極めようとする修行のことで、柔道とか剣道とか華道とか道好きの日本人の原点に位置づけられる修行です。時代が新しくなってすたれていた冠着山の修験道を、冠着山の自然や景観を守る地元の人たちが、その息吹を感じたいと自分でも体験する取り組みを始めています。11月3日に修験道体験イベントが冠着山で行われます。画像をクリックするとチラシがご覧になれます。
冠着山の修験道については次をクリックしてください。
146号・さらしなの里の「冠着十三仏」
冠着山地名図、冠着修験の証し
田中利典さんとさらしなの魅力を掘り下げ(更旅246)
冠着山の馬頭観音に世界遺産・那智山のお札が