さらしなルネサンスは、平成28年度の事業を報告し、29年度新たに取り組むことを審議する総会を4月29日、千曲市総合観光会館で開きました。
28年度の中心事業は、さらしなの里の魅力の核心を、写真と文章で紹介するガイド冊子「美しさらしな」の編集・制作でした。ほぼ毎月編集会議を開催し、A4版、32㌻、フルカラー、計2万部を印刷・発行しました。読者はまずは千曲市の住民を対象にしています。文章は中学生以上向けにつくったので、市内の全中学生約1000人にそれぞれ学校を通じて届けました。市内の住民団体のほか、千曲市出身者でつくる関東千曲会、関西千曲会の会員にも配布。信州千曲観光局をはじめ観光関連のみなさんにも配り、千曲市には「さらしなの里」があることをもっと市外にも紹介してもらう予定です。
今年度29年度の主要事業は2つあります。1つはガイド冊子「美しさらしな」の活用です。まだ、具体的には決まっていませんが、冊子をもとに学習会やウオーキングなどを行う予定です。
もう1つは絵本「うつくしさらしな(仮題)」の制作についての研究。子どもが成長して市外に出ても、再び戻ってくるか、戻らなくてもふるさとと関係を持ち続けたいと思えるような内容にしたいと思います。幼児、小学校低学年のときに「絵本を通じて千曲市には全国に誇れるさらしなの里があるということを知ってほしい」と、さらしなルネサンスでは考えました。どんな物語、どのような絵がいいか。今年度、取り組みます。