当会が今年度、千曲市役所と一緒に取り組む協働事業の第1回目の集まりが4月23日、戸倉創造館でありました。協働事業とは、市民全体の利益になる住民活動を、行政がお金と職員を出して支援するもので、「さらしな」の地名と景観が世界に誇れるブランド性があることを冊子にする当会の企画を、千曲市がサポートします。
第1回目の集まりの編集会議には、当会の役員を中心に、冊子に盛り込むテーマを担当することが内定していた市民十数人と、当会の企画をサポートする千曲市歴史文化財センターの所長ら2人の職員が出席しました。これまで話し合ってきたテーマと担当者を正式に決定し、いよいよ本格的に取材、執筆、写真集めが始まります。
協働事業は一つの住民団体について、その内容が行政との協働にふさわしいとみなされれば、最長3年まで連続で行われることになっています。3年間の協働事業を前提に、当会ではまず、さらしなの里が持つ魅力のエッセンスを32ページ(見開きA3、フルカラー)にまとめます。活動の合い言葉「美しさらしな」にふさわしいデザインにします。盛り込め切れない取材結果や、情報、写真がたくさんあることが予想されるので、2年目以降、それをまた別の形にまとめることも考えています。
第1回編集会議で決まった進行計画を添付しました。9月までは毎月、編集会議を開催。秋までに内容とデザインを固め、11月に経過報告もかねた講演会・シンポジウムを行いたいと思っています。
これからも活動の進み具合をお知らせしていきます。