今年の中秋9月29日、さらしなの里展望館(千曲市羽尾5区)で月の出の場所と時間を特定する学習会を行いました。講師は元上田創造館館長で日本天文学会会員の渡邊文雄さん。
学習会はまだ明るい夕方5時から始まり、渡邊さんは天体シミュレーションソフトなどをスクリーンに映し出し、さらしなの里展望館では東山(ひがしやま、旧埴科郡)のどこから、何時に満月が現れるかを予想しました。そして予想時刻ほぼぴったりの6時すぎ、予告した通りの場所に月が現れました。
そのときの予想スライド画像と月の出の実写を組み合わせた写真を、渡邊さんが送ってくれました。自分がいる場所から、月がどこに何時何分に出てくるか特定できるのです。
さらしなルネサンスでは今回の学習会の成果を磨き上げ、来年はたくさんの人にその方法をお伝えするイベントを計画しています。詳しくはあらためてお知らせします。
学習会の際にさらしなの里展望館から見えた中秋名月の動画もあります。次をクリックしてご覧ください。