住民団体との連携を強めて観光振興を行う千曲市の新しい組織「信州千曲観光局」が4月、発足します。昨年春にできた千曲市の観光ビジョン「科野・さらしなの里 千曲」を名実ともに実現していくための中心組織です。
「さらしなの里」が千曲市の重要な観光資源であることを強調したこのビジョンは、さらしなルネサンスの目指すところと同じなので、大変期待しています。1月27日開催の信州千曲観光局の設立準備委員会において、さらしなルネサンスは信州千曲観光局の理事就任を要請されました。当会はこれを2月11日の役員会に諮り、理事就任を決定しました。
私たちは発足して間もない一市民団体ですが、スーパーブランド名「さらしな」を掲げた地域作りを目指して歩み始めています。これからは観光局と共に観光地域づくりの一翼を担っていこうとの決意を固めたところであります。もとより観光に関しては素人ばかりですが、勉強も始めています。さらしなの里の観光資源を磨き上げて、それをどう組み合わせ観光商品として発信していくかなど検討したいと思います。
信州千曲観光局が設立されるころ、ちょうど当会が制作しているさらしなの里ガイド冊子「美しさらしな」も出来上ります。それを記念した講演会も4月下旬に予定しています。講師は「科野・さらしなの里 千曲」という新しいの観光ビジョンのとりまとめと信州千曲観光局の設立に尽力してくださった清水慎一先生(「観光地域づくりプラットフォーム推進機構」会長)です。私たちだけでなく広く一般市民の皆様にも、ブランド名を掲げたオール千曲で挑む観光地域づくりの可能性と素晴らしさを語っていただきたいと思っています。講演会の日時や内容など詳しいことが決まりましたら、あらためてご案内します。(上水清)