千曲市川西地区振興連絡協議会が、「川西地区」などさらしなの里のウオーキングマップを制作しました。同協議会は千曲川の西岸の「稲荷山」「八幡」「桑原」の3地区の住民らでつくる組織です。このマップは東隣の「更級(羽尾)」地区まで広げているのが特徴です。さらしなの里のシンボルである冠着山(姨捨山)とその直下の史跡の紹介もされています。8月27日付の信濃毎日新聞でも紹介されました(クリックすると拡大します)。
これらの地区はすべてかつて更級郡に所属していた町と村。八幡から桑原、稲荷山は江戸時代、「一生に一度は参れ」と言われた善光寺への参詣者などでにぎわった善光寺街道が通っていた地区、そのために稲荷山は更級郡の商都と呼ばれたこともありました。その歴史文化による蔵の街並みが、現在の「国の重要伝統的建造物群保存地区」の指定につながっています。
さらしなの里の歴史文化、景観の魅力を楽しむことができるマップです。千曲市川西地区振興連絡協議会のホームページにアップされています。ダウンロードもできます。これからは散策の季節。