さらしなルネサンスの紹介記事が長野県千曲市の市報10月号に載りました。
地域に根ざす 協働のまちづくり vol.60
~今月は「さらしなルネサンス」を紹介します。会長の大谷善邦さんにお聞きしました~
さらしなルネサンスは、かつて「月の都」として日本中の人々が憧れた「さらしなの里」が持つブランド力に注目し、「さらしな」の地名を活用した地域づくりを展開しようと今年の3月に結成された団体す。
Q.活動に取り組む理由は?
かつての天皇の住まいの京都御所に「さらしなの里」のふすま絵があったり、「さらしなそば」の名前に使われたりと、「さらしな」がスーパーブランドの地名だからです。さらしなのシンボルである冠着山(姨捨山)がある川西地域を中心に「さらしなの里」とみんなで呼び、この地名を文化・教育活動や経済活動に活用できればと思います。
Q.やりがいを感じるのは?
なぜ、さらしなに日本中の人が憧れたのか調べた結果、地名の響きが大変大きな意味を持ち、またその地名の魅力を裏切らない月や千曲川の美しい景観があったからだと分かりました。平成17年に更級郡大岡村が長野市と合併し「さらしな」の地名は地図から消えてしまいましたが、調べれば調べるほど「さらしな」が持つ魅力が発見できるところです。
Q.読者へのメッセージを
私たちの活動の柱は2本あります。1本は冠着山のすそ野全域を住民の舞台ととらえ、その魅力を磨き上げることです。もう1本は、市内のほかの団体のみなさんと交流を進め、さらしなの地名を活用した地域づくりを一緒に進めることです。そのためのホームページを今年中につくります。お力をお貸しください。