「さらちゃん」誕生から８カ月ー子どもたちの様子を保育園に聞きました

１、絵本をどのように使っていますか？

• 部屋や遊戯室に置いて、いつでも見られるようにしている
• 「この場所はみんなの家の近くだよ」と声をかけながら、子どもと一緒に見ている
• 季節の変わり目などに読み聞かせとして四季を感じたり、見に行ってみたいと思ええるように伝えている
• 担任が読み聞かせをしたり、クラスの本として絵本棚のところに置き、子どもが見られるよう環境を整えておいたりした
• 一通り読んだ後は、その月の季節になると、ページを開いて飾ったり、読んで楽しんでいる
• お昼寝や活動の前に心を落ち着けたり、導入として使っている
• 読み聞かせをしながら「ここから見える山は冠着山だよ。この絵本と同じだね」などと照らし合わせする
• ホタルのページを開いた途端「ホタルだよ！」と大歓声。自分の住む近くにホタルがいることがわかった
• 各クラスごとに絵本の読み聞かせをしている
• 一人一冊ずつ絵本をいただいたので、家にもちかえり読んでいる
• 散歩に行くまえに本を見たり、散歩のあとに見返したりしている
• 地域の行事の前と後に活用する。季節のページ（稲刈り）も活用している
• 遠足、散歩の前にかむりき山が見えるところで見せている
• 落ち着きたい時間や降園時間に危険回避などで活用している
• 視覚教材としてイメージを持たせたいときに使っている
• 地域の話をするときや午睡前に読む

２、子どもやお父さんお母さん、おじいさんおばあさんの反応や感想

• 「ここ見たことある！」と楽しく読む姿がある
• まだ客観的に物事を見ることが難しい子どもたちだが、経験したことには「知ってる」の声があがっていた
• 初めのパージにあんずが出てくるので、子どもたちは大喜び。園でホタルを飼育しているので、ホタルの場面、花火の場面も「知ってる」「見に行ったよ」とうれしそうだった。おうちのかたから写真でリアル感が伝わり、親子で楽しめましたという感想が聞かれた
• 千曲市の地域の良さをあらためて感じてくださっているようだった
• あるお母さんの言葉「最近読んだ絵本の中で心がおどる作品がなかなかなかったが、「さらちゃん」を読んで久しぶりに心が躍りました」
• 千曲市の月々の移り変わりがよくわかり、すてきなところに住んでいると感じた
• 身近にある場所と知ると興味を持ち写真を楽しんでいた
• 更級地区出身の方はとても喜んでいた
• 子どもを連れて夜景を見に行きたいという声があった
• 自分の住んでいるところの風景、景色、おまつりのことが載っていて楽しい
• 子どもたちが知っているところが出てくると、うれしそうに話したり会話を楽しむ姿がみられた
• 絵（写真）がとてもきれいなので、見ているだけでたのしむことができる。字の読めない子も喜んでいた。
• 「アンズ見に行ったことある」「花火見てるー」など実体験と重なった反応が返ってくる
• 写真がたくさんあり、伝わりやすくともてよい。特に関心がたかったのは、ホタルと夜景、春のあんず、冠着山の頂上からの景観、棚田。その場所への行き方がもっと詳しくわかればよい
• 家の人も知らないところが多く、行ってみたいという意見が多かった
• 保育士の名前が出ていたので、親しみをよりもってもらえた
• 子どもには少し難しいようだが、見入っていた

３、絵本や当会の活動についてご自由にご意見をお聞かせください

• 地元の良さや大切さを幼いころから知るには、絵本は良い取り組みだと思う
• 「さらしなの里」の四季のとても良い風景がのせてあり、素敵な絵本。魅力的な自然をこのまま子どもたちに伝え、残していってあげたいとあらためて感じた
• 思わず行ってみたくなるような写真ばかり。四季を通じて更級の知らなかった魅力を知ることができた
• さらしなの素敵な自然と行事が絵本を見る中で自然と感じとれる内容になっており、素晴らしいと感じた。これからも更に「さらしな」の素晴らしさが広がっていけば良いと思う
• 千曲市のいいところを知ってもらえる良いきっかけになると思う
• 同じ千曲市に住んでいても、更級地区の良さを本を見るまで知らないでいた。これからも千曲市の活性化のためにも更級地区の美しい景観を発信していってください
• 地元のことが絵本になると、いろいろ知ることができ、とても良いと思った
• 地域に対する熱い思いが感じられる。住んでいてもなかなかそのよさに気づいていない人も多いのではないかと思う。これからも活動を続けてください
• ふるさとのことを愛している様子がよくわかる
• 四季の更級の風景がわかり、実際の写真が使用されていることがより興味を高めると思う
• 地域の保育士と連携をとり、絵本制作に取り組んでいたり、現場の声を大切にしてくださったので、内容も可愛く楽しいものでした
• 色あいがあざやかで目から入るものがとてもきれいでした