さらしなルネサンス
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月の都・千年文化 再発見の里づくり

活動内容

過去の活動報告

子どもに届く月の都ガイド「The MOON CITY」の制作

 さらしなルネサンスは2022年度、日本遺産「月の都」の魅力が子どもたちにも届くことを目的としたガイド冊子「The MOON CITY」の制作を中心に活動しました。

 1、「月の都」の魅力磨き上げ冊子の編集制作(千曲市日本遺産推進協議会からの委託、文化庁補助事業)                                                                                          
 日本遺産として認定されたストーリーの調査研究を行い、「月の都」の魅力が子どもたちに伝わることを編集制作の柱にした。タイトルは「The MOON CITY(ザ・ムーンシティー)」。外国人観光客の目も引けるうえ、これまでにない月の都の価値を伝えるには格好のタイトルと考えた。内容は、令和3年度から継続している小中学校への出前授業として開発した4テーマ(月の都の理由、姨捨の棚田の成り立ち、田毎の月の魅力、俳句)のプログラムを手に取って、読んで、見てそれぞれ楽しい構成。子どもが面白いものは高齢者も楽しいので、全世代に浸透していくと考える。A4版、32ページ、コート紙無線綴じ。計5000部印刷し、3000部は日本遺産センター、2000部を本会が預かり、令和5年度に活用

 2,小中学校への出前授業 
 令和3年度に始めた小柊学校への出前授業の内容を、さらにバージョンアップ。児玉淳子理事と塚原弘昭副会長が、それぞれ「俳句」と「姨捨の棚田の成り立ち」をテーマに、更級小、坂城小、五加小の計3校で実施した。また、屋代高校付属中1学年からは、千曲市全体の地域学習の講師となる人材の提供を求められ、姨捨の棚田だけでなく戸倉上山田温泉を含む約5テーマについて学校への出前授業と、現地に足を運んでの学習に全面協力した。附属中の生徒は大半が千曲市外から通う子。千曲市の魅力が伝わったと考える。

 3,第2回写真コンテスト「おもしろさらしな―ひと言添えて」と表彰式(関連コンサートを含む)の開催 
  小学生、中学生、高校生の3部門に分け募集を行った。ルネサンス理事が審査。基準は、大人ではなかなか気づけないさらしなの魅力が写っているかなどユニークさを重視する。贈賞理由を公表。副賞として棚田米を贈呈した
 日程:11月26日(土)午後2時半~4時
 会場:あんずホール小ホール
 コンサート演者:高久史子氏(ピアノ)&高山賢人氏(二胡)
・受賞作は額装し、あんずホールなど千曲市内の公共施設に巡回展示した。
・受賞作品はB2判ポスターにレイアウトし、千曲市を中心にした学校教育・公共施設などに掲載した。

 4,棚田など「月の都」の文化遺産の体験学習
 ・地学団体研究会が8月22日に行う予定で、本会も運営協力することにしていた「姨捨の棚田の巡検事業」は、コロナ感染予防のため中止
 ・9月10日の観月祭では、本会の大谷善邦会長と塚原弘昭副会長が、それぞれ「芭蕉の俤句の読み解き」「姨捨の棚田の秘密」をテーマに講座を開催